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置かれる立場が与えてくれた、気づきと成長の機会


こんにちは、まるまるです。

働くって学びですよね~。

私は前職と現職でそれぞれ一回りほど下の人と仕事をする環境にあり、その環境を通じて自分の性格でひとつ気づいたことがありました。

それは、与えられた立場によって後輩への接し方が変わるということ。
こう書くとすごく嫌な人間ですね。でも実感じました。

年齢は言わずもがな役職としても私が上なので相手が言う事を聞いてくれないとかではないのですが、どちらの後輩も社会人としてピカピカの1年生といってもいえる状況で仕事についているので、考え方やふるまいなどの価値観の違いから一緒に働くうえで周囲が戸惑うことがあります。

前職で働いた後輩に対する私の指示範囲はあくまで仕事を教えること。戸惑うことはありましたが、教える際には現在の相手の気持ちを想像しながら少しずつ言い聞かせていく心の余裕がありました。そのうち性格や得意なことが分かってきたので、仕事の指示の仕方やほめたり注意するタイミングを工夫することで、段々後輩もこちらの進め方を理解してくれるようになり業務がスムーズになりました。


今の職場では私はその職場の長。そして業務を含めた社会のルールを後輩に教えるよう言われているのですが、実をいうと上記の経験があったので楽観視していました。

ところがこれが思いのほか難しいことに気づきます。
実際感覚の違いで業務に支障が出てみると、私はその職場の管理に責任を持つ者として受け止めてしまい、その子の心情に寄り添って聞く余裕がなくなっていたのです。
思い浮かぶ言葉はその子の反発を誘うことは容易に想像できたのですが、それ以外に思いつく言葉がありません。

結局その場では同僚が私の表情を見て機転を利かせ、優しく後輩を諭してくれました。私は口調の強い発言にこそ至らなかったものの、そのとき自分がここまでガチガチに考えを固めてしまっていたことに気づきました。


融通が利かないなぁ。とため息です。前はできたのに、立場が変わっただけでこんなになっちゃうなんて、器が小さいなって。


でも幸いなことに、今回の職場ではそうやって間に入って調整してくれる人がいて、後輩も結果として歩み寄ってくれたりします。同僚にも後輩にも本当に感謝。
私は優しくなれなくなったけど、時々人に甘えさせてもらってみようと思います。
そしてその分働きやすい環境を整えられるよう、私の責任を果たしていこうという風に考えを変えました。


何年社会にいても、まだまだ手探りすることばかり。
でもそこに成長の機会があるのなら、逃さず掴んでしなやかに生きていきたいものです。


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